年明けから新型インフル患者増加・ ・20~40 代、乳幼児は要注意
年明けから新型インフルエンザの患者が急増していることが国立感染症研究所の分析で13日、分かった。今シーズンのインフルエンザは昨年末に全国的な流行に入り、当初はA香港型の患者が多かったが、その後新型の増加が著しい。同研究所感染症情報センターは「新型の本格流行が始まりつつあり、昨シーズン、新型患者が少なかった20~40代と5歳未満は要注意。大人でも急激に悪化する肺炎が起こり得る。症状が出たら早く受診」と呼びかけている。年明けから東京、神奈川、愛知、大阪などの都市部で新型インフル患者が急増し、連休明け第2週(1/11)には特に増えた。(各地の薬局に持ち込まれたインフルエンザ治療薬の処方箋からの推計より)
特 徴
昨年48週までは季節性のA香港型(A(H1))が多く検出されていましたが、その後新型(A(H1)pdm)が急増しています!
【週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数】(病原微生物検出情報:2011/1/13作成)
予防のポイント
咳エチケット実施に加え、特に注意が必要な20~40代と乳幼児は今からでも予防接種を受けましょう!
主な接触感染対策・・・手指衛生、手指がよく触れる箇所の洗浄・除菌
手指衛生に
アルコール製剤 手指消毒用セーフコール
手指全体に塗り広げて消毒。1プッシュでOK!
手指の衛生にはアルコール製剤。手洗い後だけでなく、同じ作業を繰り返す時も1時間に1回は手指に使いましょう!
手指がよく触れる箇所の洗浄・除菌に
かんたんクリーナー
スプレーして サッと拭き取るだけ!キーボード、電話受話器、ドアノブ等の手指のよく触れる箇所については1日1回以上洗浄・除菌を行いましょう!
(2011.01.15 更新)