造花 センリョウ(千両)
門出を祝うお料理をより新鮮に引き立て縁起のワンポイントに!
植物:センリョウ(千両)とは?
木々が刃を落とし、北風を感じ始める初冬のさびしさのなかで、じっと寒さに耐えている植物があります。
それは、真紅の実をつけたセンリョウです。
昔から、“赤い実”の植物は大金にたとえて呼ばれていますが、センリョウ(千両)もその例にもれず、また、カラタチバナが百両、ヤブコウジが十両と呼ばれ、その名の通り縁起のよい植物として古くから正月の床飾りの寄せ植えや切り花として使われてきました。
一般的には、寄せ植えは、松・竹・梅ですが、金運を祈願し、センリョウ・マンリョウ、さらにアリドオシと呼ばれる赤い実をつける植物を寄せ植えして「千両・万両あり通し」と祝った人もいたそうです。
(2011.07.14 更新)