今年の冬も国内でノロウイルスが猛威をふるっており、ノロウイルス食中毒防止啓蒙の目的でニイタカ衛生通信臨時号を配信させていただきます。
先日、浜松市の小学校で1,000 人を超えるノロウイルス集団食中毒事件が発生しました。感染源は給食の食パンであることが判明し、食パンを製造した工場の従業員の手からパンにウイルスが付着したとみられています。従業員は手袋をしていましたが、手洗いが不適切でウイルスが手袋に付着した可能性が示唆されています。
食品関係事業者には、安全な食品を提供する義務があり、お客様は飲食店が提供する食事は安全であると信頼して食べています。
今回のような大規模な集団食中毒事件を起こすと、お客様からの信頼を失墜させ、取り返しのつかないこととなってしまいます。
昨年９～１１月にノロウイルス特集を紹介してまいりましたが、今回の集団食中毒事件を受け、再度ノロウイルス感染予防対策をご紹介します。


※ニイタカノロウイルス検便検査をおすすめします
多くの施設で参考にされている大量調理施設衛生管理マニュアルには、「検便検査には、必要に応じ１０月から３月にはノロウイルスの検査を含めること」とあります。
通常の検便検査に加えてこの期間、ノロウイルス検便検査を実施されることをお勧めします。

【ニイタカ衛生通信臨時号】　～ノロウイルスによる集団食中毒を防ごう！～

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