今回は、「少量で感染する微生物」についてご紹介します。
食中毒の大部分は、食品中で大量に増殖した食中毒菌(菌量:10,000 個以上)を食品と一緒に摂取することで起きるものと考えられていた時期もありました。しかし、昨今問題となっている腸管出血性大腸菌やノロウイルス等は10~100個程度の少量を摂取することで感染する微生物(以下、少量感染微生物)であり、食中毒予防の3 原則のうちの1つである「増やさない」があてはまりません。2008 年~2012 年までの5 年間に、全国で発生した食中毒事故総計5,833 件のうち、少量感染微生物によるものが4,021 件(約7 割)を占めています。そこで今回は、食中毒が発症する菌量・ウイルス量と少量感染微生物食中毒対策のポイントについてご紹介します。
【ニイタカ衛生通信】 ~少量で感染する微生物について~.pdf
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(2014.02.13 更新)