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【ニイタカ衛生通信臨時号】~腸管出血性大腸菌(O-111など)~ 掲載 【ニイタカ】

先日、某焼肉チェーン店で死者4 名(2011 年5 月9 日現在)を出す腸管出血性大腸菌(以下、EHEC)
による集団食中毒事件が発生しました。
食品関係事業者には、安全な食品を提供する義務があり、お客様は飲食店が提供する食事は安全
であると信頼して食べています。今回のような重大な食中毒事件を起こすと、お客様からの信頼を
失墜させ、取り返しのつかないこととなってしまいます。
今回の食中毒の原因菌はEHEC「O-111、O-157」とされています。そこで今回は、EHEC の種類や
特徴、食中毒・感染症予防の主なPOINT をご紹介します。【ニイタカ衛生通信臨時号】~腸管出血性大腸菌(O-111など)~.jpg

【EHEC の特徴】
・牛などの家畜の腸管内に生息
・熱や消毒処理に弱い
少量の菌で発症
ベロ毒素を産生し、激しい腹痛・下痢(血便)、 溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発し、死亡することがある

【主な感染経路】
・汚染された食品の生食、加熱不十分なのものを食べた場合
・汚染された調理器具や手指を介して、二次汚染された食品を食べた場合

【予防方法】
・生肉の摂取は控え、よく加熱
・生肉取扱い後は手洗い・手指消毒!
【手洗い石けん液で洗浄→乾燥→アルコール消毒】
・調理器具やふきんなどは、用途別に使用!
・生肉に触れた調理器具は入念な洗浄・消毒を
【中性洗剤で洗浄→熱湯やアルコールなどで消毒
(まな板は次亜塩素酸ナトリウム(200ppm)に1 時間浸漬)】

・焼肉の場合、
生肉を取る箸と食べる箸は別々に!

一般的にアルコール等の消毒薬は大腸菌に効果があります!
EHECにはアルコールをはじめ、次亜塩素酸ナトリウムなどほとんどの消毒剤が有効です。ですので、利便
性の高いアルコール製剤を用いて手指をはじめ調理器具、環境(特に手指が頻繁に触れる箇所)の消毒を行うこと
で食中毒・感染症を予防することができます。

(2011.05.10 更新)

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